ポテンツァ(POTENZA)

マイクロニードルRFの組み合わせにより、コラーゲン生成・ニキビ痕改善のW効果

マイクロニードリング治療

・極細の針で皮膚に小さな穴を開け、再生を促す
・皮膚の深い層(真皮)まで薬剤を浸透させることができる
効果 ニキビ痕、毛穴の開き、小ジワやたるみを改善

この種類の治療で有名なのはダーマペンで、さまざまな薬剤と組み合わせることで
高い効果を得ることができ、人気のメニューとなっています。

RF

・特殊な電波を流し標的に熱を加える(誘電加熱)。
・皮膚の深い層(真皮)にRFを照射
効果 コラーゲンやエラスチンの生成を促し、タイトニングやリフトアップなど

RFは、皮膚の浅い層(表皮)に照射してしまうと熱が加わり、ダメージを与えてしまう可能性がありますが、POTENZA(ポテンツァ)のマイクロニードルには、先端部以外に熱を通さないようコーティングが施してありますので、そういった事象を防ぐことができます。コーティングは、 下の図のように2種類ありますので、部位やお悩みに即して適宜使い分けます。

熱傷(やけど)などの副作用リスクを低下

POTENZA(ポテンツァ)は身体の電気抵抗をリアルタイムで測定します。
この仕組みによって適切な出力でのRF照射が可能となり、熱傷(やけど)などの副作用リスクを低下させることができるのです。

POTENZA(ポテンツァ)とNTRAcel（イントラセル）の違い

NTRAcel（イントラセル）

・マイクロニードリングとRFの組み合わせによって、コラーゲンの生成促進
・ダウンタイムの短縮

POTENZA(ポテンツァ)

・マイクロニードリングとRFの組み合わせによって、コラーゲンの生成促進
・ダウンタイムの短縮
・プラス効果として、先端に装着するチップの種類が増えたことでさらに治療の幅が拡大

コラーゲン生成をさらに高める効果「ドラックデリバリーシステム」

ドラックデリバリーシステムを搭載したチップとは、コラーゲンの層(真皮)などに。
効率よく薬剤を浸透させられるシステムですこちらによりコラーゲン生成効果をさらに高めることが可能なのです。

ドラッグデリバリーシステム治療のおすすめ薬剤

・SACCI McCoom(サッチ・マックーム)

特徴 2022年に製品化された新しい成長因子で、従来のBENEV（ベネヴ）よりもより高い効果が確認されています。
POTENZA(ポテンツァ)やINTRAcel（イントラセル）専用に開発された薬剤で、従来のものに改良を加えつつPLLAという生分解ポリマーを配合した特別な成長因子です。

皮膚に注入することでコラーゲンの生成を促進する作用があり、POTENZA(ポテンツァ)による治療効果をさらに高めてくれます。人体内部に入ると数ヶ月〜数年かけて徐々に水分と二酸化炭素に分解される成分なので、拒否反応やアレルギーなどを起こすことがなく、安心して使用いただくことが可能です。

他の治療効果について

・ ニキビ痕に加え、ニキビそのものの治療

原因ニキビは、毛の途中にある皮脂腺という部位にニキビ菌(アクネ菌)が感染することで炎症を起こし、膿を作ることが原因です。

効果 POTENZA(ポテンツァ)の1Needle(一本針)チップは、ニキビの原因となる皮脂腺をRFで直接焼灼することができますので、ニキビをできにくくすることが可能です。

・ 汗管腫の治療

原因エクリン汗腺という汗を出す管の細胞が増殖してできる良性腫瘍です。

従来 CO2レーザーやアグネスを用いた治療では再発率や瘢痕形成・白抜けリスクが非常に高く、完治は難しいとされていました。

効果 POTENZA(ポテンツァ)の1Needle(一本針)チップは、皮膚表面へ熱損傷を与えることなく、直接汗管腫へ高周波を伝達させ治療が可能です。当院では独自の照射方法を用い、4回の治療で90％以上の方が完治されています。

・ 肝斑の治療

原因 肝斑は、日焼けや摩擦などの慢性的な刺激や加齢、妊娠出産などをきっかけに出現するシミです。
強い刺激を加えると濃くなります。

従来 レーザーを弱く当てるトーニングやトラネキサム酸(トランサミン)の飲み薬などで治療

効果 メラノサイトというメラニン(黒い色素)を作る細胞にエネルギーを与え、肝斑を発生させる「メラノジェネシス」というサイクルを抑制します。ピコトーニングやトラネキサム酸内服ではなかなか改善しない頑固な肝斑や、お肌が黒めでレーザー照射のリスクが高い方におすすめの治療です。

治療の流れ

①　痛みを抑えるために麻酔クリームを塗布
※徐々にお肌が痺れたような感覚がしてきますが、これは麻酔が効いてきている証拠です。

②　20分ほど置いたのちに麻酔クリームを落とし、消毒をした上からSACCI McCoom
（サッチ・マックーム）などの薬剤を塗布

③　針の挿入とRF照射
※施術中は、INTRAcel（イントラセル）と同様にによる痛みがありますが、
INTRAcel（イントラセル）はかなりの衝撃がありより痛みを感じやすいのに対し、
POTENZA(ポテンツァ)はほとんど衝撃を感じません。
またRFのレベルは調整できますので、痛ければ我慢せずに医師にご相談ください。

④　施術自体は10分程度

⑤　消毒してお顔を拭いて終了

施術回数・間隔

施術の回数

1回でも効果を実感いただけることが多いものの、症状の程度によっては回数を重ねていただいた方がよい場合もあります。

施術の間隔

・ ニキビ治療では2〜3ヶ月に1回、
・ ニキビ痕、毛穴、赤ら顔治療では月1回
・ 肝斑治療では2週間に1回

POTENZA(ポテンツァ)による副作用

ダウンタイムとして1週間程度赤みが続く場合もありますが、大抵は2〜3日で腫れが引き、あまり目立たなくなります。

・施術中の痛み、刺激感、出血
・赤み、腫れ
・一時的なニキビの悪化
・ 肌のごわつき

注意事項

・施術後は、当日から洗顔や入浴は可能ですが、飲酒や激しい運動は避けるようにしてください。
・お化粧は翌日から可能ですが、赤みのある間はUVケアをしっかりとお願いします。
・お肌がごわつきますのでしっかり保湿をしていただき、1週間程度はエステやマッサージは避けるようにお願いします。

また、以下に該当する方はPOTENZA(ポテンツァ)治療に際して注意が必要か、場合によっては治療をお断りする場合もあります。該当される方は、当院医師までご相談ください。

・最近(2週間以内に)ヒアルロン酸注入治療をお受けになった方
・金属アレルギーのある方
・悪性腫瘍(皮膚癌など)をお持ちの方
・皮膚感染症をお持ちの方
・膠原病をお持ちの方
・血友病など血液凝固機能異常をお持ちの方
・妊娠・授乳中の方