髪のメカニズム|薄毛・AGA治療

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髪のメカニズム

MECHANISM

薄毛のお悩みは男性のものと思われていた時代もありましたが、
最近は、生活環境や社会進出によるストレスが生じ、
女性も男性とともに、
薄毛や抜け毛でお悩みの方が増加しているといわれています。

それぞれの髪の
メカニズムを知って、
早めに医療機関での
薄毛治療を行いましょう。

女性の髪のメカニズム

女性の薄毛・抜け毛とは

女性と男性では薄毛や 脱毛症のタイプが異なります。
これらの違いを明確に見極めた上で、女性の薄毛に特化した治療を行うことがとても大切です。

髪の毛には1本1本寿命があり、伸びる(成長期)・抜ける(退行期)・生える(休止期)を繰り返しており、これがヘアサイクルです。このヘアサイクルでの成長期の際に、髪の毛を作り出す毛包の成長が十分でないために、髪の毛が極端に細くなり、抜けてしまい、やがて薄毛・抜け毛が目立つようになってきます。

女性型脱毛症(FAGA)の特徴は、特定の部位の脱毛の進行が顕著な男性型脱毛症(AGA)とは異なり、髪の毛の量が全体的にボリュームダウンしてしまいます。
この女性型脱毛症への対策は、細くボリュームダウンしてしまう軟毛を作る『乱れたヘアサイクル』を改善し、強くコシのある毛髪を育てる『正常なヘアサイクル』を導き出すことです。

女性の場合、『乱れたヘアサイクル』の原因は、ホルモンバランスの乱れや血流不全などと言われていますが、ストレス、遺伝的要素、女性特有の冷え性、睡眠不足、産後の分娩後脱毛症などの多くの要因も考えられます。

正常な発毛サイクル
乱れた発毛サイクル

女性の薄毛の種類

薄毛女性

女性の薄毛や抜け毛には、女性特有の症状や原因があります。

従来は育毛剤やシャンプーなどのご自身での対策とともに、美容院などのサロンなどがお悩みの窓口となっていました。しかし昨今は、医学としての治療が徐々に確立されてきています。

瀰漫(びまん)性脱毛症

40代以降の女性によく見られ、原因は老化やストレス、極端なダイエットなどがあげられます。毛髪が全体的に薄くなるのが特徴です。

牽引(けんいん)性脱毛症

ポニーテールやお団子など、髪を引っ張りすぎることで生じるのが牽引性脱毛症です。続けていると、毛根が弱り毛が抜けてしまうのです。

FAGA(女性男性型脱毛症)

FAGA(女性男性型脱毛)とは、男性によくみられる男性ホルモンが影響する脱毛症、男性型脱毛症(AGA)の女性版です。

分娩後脱毛症

出産してから2~3カ月で症状が現れるのが、分娩後脱毛症です。主な原因は出産後のホルモンバランスの乱れといわれています。

粃糠(ひこう)性脱毛症

頭皮環境が悪く、乾燥したフケを伴う批糠(ひこう)性脱毛症は、フケが毛穴を塞ぐことで炎症を起こし、成長できなくなります。

脂漏(しろう)性脱毛症

皮脂の過剰分泌で頭皮が脂汚れになることが原因といわれています。脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)を引き起こす場合もあります。

円形脱毛症

一部分の毛がごっそり抜けてしまう症状です。いわゆる十円ハゲの名称がお馴染み。悪化すると脱毛部分が広がってしまう場合もあります。

医師の薄毛治療を受ける女性

ホルモンバランスや女性ならではの生活習慣をしっかり判断していくこと、そして「自分の頭皮は今どんな状態?」「最近抜け毛がひどいけど大丈夫かしら?」少しでもお悩みがある方は、お一人で悩まずに、女性の薄毛のタイプをしっかり診断できる病院にご相談をされることをおすすめします。

薄毛症状の改善には専門的な治療が効果的です。当クリニックでは、カウンセリング、マイクロスコープによる頭皮の状態確認などを通して、その方にあった治療法をご提案させていただいています。

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男性の髪のメカニズム

男性の薄毛・抜け毛とは

毛周期(ヘアサイクル)が乱れて抜け毛や薄毛の症状を引き起こします。
「若年性脱毛症」「O字型脱毛」「M字型脱毛症」などが挙げられますが、男性の薄毛の原因は大部分がAGA(エージーエー)によるものです。AGA(Androgenetic Alopecia)とは男性型脱毛症のことで、AGA を発症しやすい体質は遺伝すると言われています。

今、日本人の20~50代の成人男性の3人に1人は、薄毛に悩みを持っているといわれています。そのほとんどがAGA(Androgenetic Alopecia・男性ホルモン型脱毛症)と分類されていて、薄毛の進行程度によって全体的に髪が薄くなったり、生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりします。

AGAパターンとして、薄毛の進行度を判定する指標として用いられる「ハミルトン・ノーウッドの分類」では、Ⅰ型からⅦ型まで薄毛の進行度合いによって分類しています。

Ⅰ型
前頭部の生え際がM字型に後退しはじめた状態

前頭部の生え際がM字型に後退しはじめた状態

Ⅱ型
1型よりもさらに進行した状態

Ⅰ型よりもさらに進行した状態

Ⅲ型
2型よりもさらに進行し、頭髪全体のボリュームも薄くなった状態

Ⅱ型よりもさらに進行し、頭髪全体のボリュームも薄くなった状態

Ⅱ Vertex型
2型の状態に加え、頭頂部がO型に薄くなってきた状態

Ⅱ型の状態に加え、頭頂部がO型に薄くなってきた状態

Ⅲ Vertex型
3型の状態に加え、頭頂部がO型に薄くなってきた状態

Ⅲ型の状態に加え、頭頂部がO型に薄くなってきた状態

Ⅳ型
前頭部の生え際が5型よりも後退し、頭頂部もO型に薄くなってきた状態

前頭部の生え際がⅢ型よりも後退し、頭頂部もO型に薄くなってきた状態

Ⅴ型
6型がさらに進行した状態

Ⅳ型がさらに進行した状態

Ⅵ型
前頭部と頭頂部の薄毛部分が繋がり、発毛部分が側頭部のみの状態

前頭部と頭頂部の薄毛部分が繋がり、発毛部分が側頭部のみの状態

Ⅶ型
8型が進行し、側頭部の毛量も減ってきた状態

Ⅵ型が進行し、側頭部の毛量も減ってきた状態

男性の薄毛・抜け毛の進行

広がってきた頭皮を何もせずにほうっておくと上記のグラフのように髪の毛の数は減り続け、ヘアサイクルの乱れから毛包が十分に成長することができず、髪の毛がしまいに細く短くなり、徐々に薄くなっていきます。しかし普通、薄毛になっても、うぶ毛は残っている場合があります。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。
だから決してあきらめる必要はありません。早めのケアが大切になるのでぜひ、薄毛に悩んでいる方はお気軽にご相談ください。

男性の薄毛・抜け毛の進行

*Kaufman K D et al. Eur J Dermatol 2002; 12(1): 38-49.からの参考図
*※直径1インチの園内(5.1?/500円玉)の平均毛数変化 試験前平均毛髪数=903本
*20~69歳成人男性4200万人の約3人に1人
板見 智:日本醫事新報 2004; No.4209: 27-29より

医師の薄毛治療を受ける男性

男性の脱毛症は、進行パターンが複数あります。額の生え際から後退していくタイプや頭頂部から薄くなるタイプ、AGAのような混合タイプなど、さまざまな進行パターンです。
大切なのは、ご自身の頭皮の状態を知って、正しい進行パターンを専門的に判断することです。
薄毛症状の改善には専門的な治療が効果的です。当クリニックでは、カウンセリング、マイクロスコープによる頭皮の状態確認などを通して、その方にあった治療法をご提案させていただいています。

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