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ボライト

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ジュビダームビスタ ボライトXCは、アラガン社から2022年1月に発売されたばかりの、肌質改善効果のある画期的なヒアルロン酸注射剤です。こちらの薬剤は、肌質改善ヒアルロン酸として初めて厚生労働省からの認可を受けており、有効性、安全性が公に認められています。1回の治療で約9ヶ月の肌質(潤い)改善効果と、約4ヶ月の小じわ改善効果があるとされています。

  通常料金 モニター価格
ボライト (次世代型水光注射) 1回 88,000円
(税込96,800円)
トライアル
(税込66,000円)

ジュビダームビスタ ボライトXCと従来のヒアルロン酸製材の違い

ヒアルロン酸の注入自体は、昔からほうれい線や目の下のしわ(ティアトラフ)などといった骨・脂肪の減少によって形成されるしわの治療として、美容医療の世界ではよく行われてきました。最近では、涙袋形成や顎への注入によるフェイスラインの改善などにも使われ、その用途は多岐にわたります。当院でも、ジュビダームビスタ ボリフトXCなど、ジュビダームビスタ ボライトXCと同じアラガン社製造のものを採用し、たくさんの患者様のしわ治療を行なっています。

改善が期待出来る悩み

それでは、これらしわ治療に用いるヒアルロン酸製材と、ジュビダームビスタ ボライトXCにどのような違いがあるか見ていきましょう。

まず、従来のヒアルロン酸製材は、上述したような骨格や脂肪などのボリュームロスによるしわの改善、さらには涙袋や唇をぷっくり見せたり、へこんだこめかみや額を膨らませることができます。こういった用途では、しっかりと皮膚を持ち上げる「リフト力」が大事になってきますので、ある程度の硬さが必要になります。ヒアルロン酸製材には、施術部位によってそれぞれ適切な硬さがあり、たとえば先述したジュビダームビスタ ボリフトXCはやや柔らかめで、浅いシワや窪みの改善に効果的です。使用箇所としてはほうれい線、額、マリオネットラインなどとなります。ジュビダームビスタ ボラックスXCは硬めの製材であり、鼻を高くしたり、あごに注入してフェイスラインをシャープにすることが得意です。
一方、ジュビダームビスタ ボライトXCは肌質改善が目的ですので、これらのヒアルロン酸製材に比べ、かなり柔らかくなっています。そのため、深いしわや窪みを改善するのは得意ではありませんが、真皮に注入することでお肌の保水力が改善します。さらには、コラーゲンの産生が促進され、表皮も厚くなっていきますので、全体的な肌質の改善とハリ・弾力の向上が期待できます。

ジュビダームビスタ ボライトXCのしくみ

ジュビダームビスタ ボライトXCのしくみ

皮膚は、人の身体で最大の面積、重量を持ち、外界と直に接している臓器です。そのため、水分の蒸発や異物の侵入、紫外線による悪影響などから身体を守る機能をいくつも持っています。
皮膚は大まかに三層構造をとっており、表面にある表皮(約0.2mm)とその下にある真皮(約3〜8mm)、真皮の下で脂肪が主体の皮下組織に分かれています。表皮は、異物や紫外線から身体を守ります。真皮は皮膚に強度とハリを与え、血管や汗腺などが走っています。皮下組織は中性脂肪を蓄え、断熱や外力からの防御を担っています。
この三層のうち、表皮と真皮には、お肌の潤いを保つ「水分保持機能」が備わっています。表皮にはセラミドなどの脂質や皮脂膜、真皮にはコラーゲンやエラスチンなどの線維とヒアルロン酸やリン脂質などの基質(ゲル状の成分)が、それぞれお肌の潤いやハリを守るため働いています。

ジュビダームビスタ ボライトXCのしくみ

これらの水分保持機能は、紫外線による光老化や、真皮のヒアルロン酸減少などといったさまざまな要因によって失われていき、ハリや弾力の減少、小じわといったお肌のお悩みの原因となります。

ジュビダームビスタ ボライトXCのしくみ

こうして失われてしまった水分保持機能を、真皮へのヒアルロン酸注入によって改善させる治療が、今回ご紹介するジュビダームビスタ ボライトXCです。

ジュビダームビスタ ボライトXCのしくみ

治療の流れ

カウンセリング

医師の診察にてお肌やシワの状態を確認させていただきます。この際、シワの深さによっては他のヒアルロン製材の方が適している場合もありますので、患者様のご希望に沿って適切な治療をご案内いたします。

麻酔クリーム塗布

診察の結果、ジュビダームビスタ ボライトXCの注入を受けていただくことが可能と判断されれば、痛みを和らげるために麻酔クリームを塗布し、20〜40分ほど置きます(麻酔クリームを使用せずに注射を受けることも可能です)。時間になりましたら麻酔クリームを落とします。

注入

施術部位を消毒の上、実際の注射に入ります。ジュビダームビスタ ボライトXCの注入には極めて細い針を使い、約0.5〜1cmの間隔でまんべんなく皮内注射していきます。薬剤には麻酔も入っていますので、打っているうちに痛みは気にならなくなることがほとんどですが、チクチクとした痛みを感じる場合もあります。注入中、もし激しい痛みを感じるようなことがありましたら、速やかに医師にお伝えください。部位にもよりますが、注入自体は10〜20分程度、麻酔クリームの時間を加味しても施術時間は30〜60分程度です。

注入終了後

注入後は、施術部位を消毒し、ガーゼで拭いて施術は終了となります。お肌に細かく注射していきますので、多少の内出血を伴う場合もありますが、1週間程度で目立たなくなることがほとんどです。治療後、効果の実感には個人差がありますが、1週間ほどでお肌のハリ、潤いなどを実感いただけます。

治療の流れ

治療にあたっての注意事項

治療後は、注入した部位の血行が良くなると腫れ・赤み・かゆみが出ることがありますので、術後24時間は飲酒や激しい運動、日光浴やサウナなど高温の場所に長時間いることなどは避けてください。また、注入したヒアルロン酸が移動してしまうことを防ぐため、1週間程度は注入部位のマッサージ、圧迫はしないようにお願いいたします。もしも施術部位に何らかの異常が現れた場合は、速やかに当院までご連絡ください。
ジュビダームビスタ ボライトXCは、安全かつ効果的な治療ですが、以下の内容に該当される方は施術にあたって注意が必要か、場合によっては施術をお断りする場合もありますので、まずは当院の医師にご相談ください(ご相談は無料です)。

  • アナフィラキシーを発症したことのある方、蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質の方
  • ヒアルロン酸や、麻酔薬(リドカインなど)にアレルギーをお持ちの方
  • 咽頭炎、急性のリウマチ熱など連鎖球菌を原因とする疾患にかかったことがある方
  • 免疫機能に異常のある方
  • ケロイド、肥厚性瘢痕を起こしやすい体質の方
  • 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を飲んでいたり、血友病など血が止まりにくくなる疾患をお持ちの方
  • 不整脈など、心臓の疾患をお持ちの方
  • 重篤な肝機能異常をお持ちの方
  • ポルフィリン症をお持ちの方

以上、ヒアルロン酸を用いた新しい治療であるジュビダームビスタ ボライトXCについてご説明しました。この項をお読みになった方の中には、似たようなヒアルロン酸注射剤の名前がたくさん出てきて混乱された方もいらっしゃるかもしれません。ヒアルロン酸製材は種類が多く、お悩みによって使い分けをする必要があります。その中でも、ジュビダームビスタ ボライトXCは安全性も高く、さまざまなお肌のお悩みにおすすめできますので、美容医療をお受けになった経験のない方でも始めやすい治療です。ご興味のある方は、まずは一度当院の医師の診察にてご相談ください。

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※カウンセリングは無料です。