メニュー

PRP皮膚再生療法

UltheraPRP皮膚再生療法

PRP皮膚再生療法

当院で行う再生医療「自己多血小板血漿(PRP)」のポイント
当院は、厳格な審査に合格して厚生労働省厚生局に認定された「再生医療認定施設」です。

2014年の「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」施行により、再生医療「自己多血小板血漿(PRP)」を用いた治療は法律に従って計画・実施することが義務付けられております。この治療に関する計画も、法律に基づいて厚生労働省に認定された「特定認定再生医療等委員会」での審査を経て、厚生労働大臣へ届出されています。
また、再生医療「自己多血小板血漿(PRP)」に行うにあたり、患者様ご自身の血液から分離した多血小板血漿:Platelet-rich plasma(プレートレットリッチプラズマ)という成分を抽出する際にも、厚生労働省に認められた国産キットを用いて、クリーンルームで厳格な操作で行っております。

当院で行う再生医療「自己多血小板血漿(PRP)」のポイント 当院で行う再生医療「自己多血小板血漿(PRP)」のポイント

PRP皮膚再生療法とは?

血液の中には、「血小板」と呼ばれる血液を固まらせる役目をする細胞があり、血小板には成長因子(細胞の増殖に関わるタンパク質)が多数含まれていることが知られています。美容外科でも幅広く用いられており、当院では自己PRPを直接、注入することによって、患部に対して抗炎症、痛みの緩和、組織修復を期待した治療をおこなっています。
私たちが実施する治療では、患者様の血液を高速回転することによる遠心力を利用した分離装置(遠心分離器)にかけ、血液の成分(赤血球・白血球・血漿など)を分けることによって、自己PRPを調製します。次に、患部に対して抽出した自己PRPを注射します。
ヒアルロン酸治療などとは異なり、PRPにはたくさんの成長因子と呼ばれるアンチエイジングに欠かせない成分が濃縮されています。
成長因子には、細胞を活性化、傷ついた細胞を修復させてくれる働きがあります。成長因子にはたくさんの種類がありますが、血小板に含まれているのは、主に次のようなものです。

FGF

組織を修復し、コラーゲンやヒアルロン酸などをつくり出す

EGF

皮膚や粘膜などの細胞の成長をうながす、新しい血管をつくる(血管新生)、傷を治すこと(創傷治癒)をうながす

PDGF

細胞の増殖、新しい血管をつくる(血管新生)、血管を元通りにする(血管修復)、コラーゲンなどをつくり出す

VEGT

血管の内側の表面の細胞(血管内皮細胞)を増やし丈夫にする

TGF-β

皮膚や粘膜などの細胞や上皮細胞・血管の内側の表面の細胞(血管内皮細胞)を増やしながら新しくつくる、傷を治すこと(創傷治癒)をうながすこれらの成長因子はいずれも、傷を治したり、細胞を新しくしたり、コラーゲンをつくり出したりと、血管やお肌の若返り効果が期待できる成分です。

他のエイジングケアとの違い。
他の注入治療との違い(ヒアルロン酸など)

PRP治療 ヒアルロン酸注入 ボトックス
概要 患部に投与することで、損傷した患部の疼痛を和らげる効果があり、また、組織を修復する効果が期待される。 ヒアルロン酸は患部に注入されるとクッションのような働きをし、痛みを和らげる効果がある。 加齢とともに肥大し、強くなりすぎた筋肉を緩めて表情による皺を改善する。
効果持続期間 6~12ヶ月程
効果の持続期間が長いと考えられており、相対的に注射回数は少なくて済むことが多いと考えます。
1年から1年半程度
ヒアルロン酸の製剤にもよるが、近年のヒアルロン酸は長持ちします。その分医師の技量が問われます。
半年
注射後2日後から効果が表れ始め2週間で最高に達します。4か月ごろから効果が弱まり半年で元通りとなります。
しかしその間緩めてた筋肉は廃用性萎縮により注射前よりは若返ってるといえます。
治療後のリスク(注入部位の痛み、腫れ等) 感染を含め,いずれも一定の頻度で起こりうる合併症ですが、リスクはほとんど変わりません。 感染を含め,いずれも一定の頻度で起こりうる合併症ですが、リスクはほとんど変わりません。
品質の安定性 PRPは患者様自身の血液から製造するため、患者様ごとに品質がばらつく可能性がある。 医薬品として承認されており、品質は安定している。 医薬品として承認されており、品質は安定している。
アレルギー反応 自家移植のため、極めて低い。 品質管理された安全性の高いものだが、極めてまれなアレルギー反応などの可能性を完全には否定できない。 子供にも打てるほど安全だが、打ち続けるとごくまれに抗体ができて効果が出なくなることもある。

シワに対する治療として、ヒアルロン酸注入治療、ボトックス、PRP皮膚再生医療がありますが、シワを改善する仕組みがそれぞれ違います。
ヒアルロン酸注入は、人工的に作られたヒアルロン酸を肌を内側から持ち上げてシワを目立ちにくくする治療です。
ボトックスは、表情をつくるために緊張を繰り返して肥大してしまった表情筋をリラックスさせることでシワを目立ちにくくします。
これらに対しPRP皮膚再生医療は、血液中の血小板が持つ「成長因子」をつくり出す働きにより、皮膚の再生を促し、シワを改善していく治療法です。

このような悩みありませんか?

エイジングケアがしたい

エイジングケアがしたい

くぼみ・たるみが気になる

くぼみ・たるみが気になる

ほうれい線やシワが気になる

ほうれい線やシワが気になる

ニキビ跡を改善したい

ニキビ跡を改善したい

毛穴を引き締めたい

毛穴を引き締めたい

治療の流れ

この治療の対象となるのは、以下の基準を満たす患者様です。

  • 外来通院可能な方
  • 本治療について十分な説明を受け、文書による同意が得られた方
  • 全身的な健康状態が良好である方

また、次の各項目に1つでも該当する場合は、治療を受けていただくことができません。

  • 抗凝固剤を使用中の方
  • 血小板減少症等出血性素因がある方
  • 貧血の方
  • 癌、感染症(HBV、HCV、HIV)、その他重篤な疾患を有している方
  • 自己判断ができないと判断される方
  • その他、担当医が不適当と判断した方

治療の方法

この治療は、①末梢血の採血、②PRP作製、③PRP注射投与の流れで行われます。

① 末梢血の採血
患者様の腕より、厚労省認可の専用国産キット注射針を接続した注射器を用いて、18mlの血液を採血します。

② PRP作成
採取した血液を遠心分離器で遠心し、PRPを作製します。得られるPRPは約2mlです。

③ PRP注射
患部に対して、PRPを注射します。投与量は、当日、遠心分離により作製されたPRP全量を投与しますが、残った場合は保管せずに当院で廃棄物処理させていただきます。

価格

1mlあたり 6万円(税別)
4mlあたり 20万円(税別)

Q&A

1)どんな副作用がありますか?
注射後3~4日後は、細胞の活発な代謝が行われますので、腫れやかゆみ、赤みや痛みが出るなどがありますが、その後自然に消失していきます。

2)当日から入浴は可能ですか?
治療当日は、シャワーのみで、患部を水につけないようにお願い申し上げます。

3)ガーゼはいつ取れますか?
基本的にガーゼは不要です。症状によりガーゼ保護した場合は、治療翌日に包帯を取って下さい。ただし、腫れが認められる場合には、包帯を続けて貼付して下さい。

4)お酒を飲んだり運動したりしてもいいですか?
投与後、数日間は血流の良くなる活動(長時間の入浴、サウナ、運動、飲酒など)を行うことで、治療に伴う痛みが強くなることがあります。ただし、この痛みが強くなったからと言って、治療効果に差はありません。

5)注射部位は触っても大丈夫ですか?
基本的に問題ありません。患部は細菌に弱いので、清潔に保つよう心掛けて下さい。

おすすめ治療

ティアラクリニック川越院のお得なおすすめ治療情報です。
ブログでも定期的に情報を発信していますのでぜひご覧ください。
※カウンセリングは無料です。