医療現場におけるピアス│ティアラクリニック川越院

ピアス -3-

当院でピアスを開けられる患者様へ

ピアスを開けた後は皮膚が「生傷」状態になっています。正しいケアを約4週間続けることにより、ホールを完成させておしゃれなセカンドピアスをつけられるようになります。
耳たぶは皮膚が比較的薄いのですが、耳たぶ自体に厚みがある方もいらっしゃいますので、穴あけに用いる最初のピアス（ファーストピアス）は太さが16ゲージ（約1.3mm）以上で軸長（スタッドの長さ）が長いロングタイプをお勧めいたします。
軟骨、およびそのほかのボディピアスに関しては皮膚が厚いため、ホールの直径が太くなければ完成させることが難しいです。従いまして、ファーストピアスは14ゲージ（約1.6mm）以上のピアス以外で開けることはできません。
12ゲージ以上の太いピアスをご希望の方は、最初のピアッシングが完了したのちに有料で拡張することもできます。詳しくはスタッフにお気軽にお尋ねください。
当院では安全面や医学的観点から、舌・男性器の一部などの部位のピアッシングは行っておりません。基本的にはそれ以外はどこにでも開けられますが、ピアスの種類や皮膚の状態、開けたい位置によっては困難な場合もありますので、事前によくスタッフや当院医師にご相談ください。

ピアッシング後のケアについて

ピアスホール完成までは毎日、1日2回、石鹸の泡をつけてピアスを前後させ、
ピアススタッド（軸の部分）の汚れや垢などをよく洗い流し、当院でご用意した消毒薬で消毒してください。
ヘソピアスなどのボディピアスに関しては、過度なサウナや海水浴、プールなどはお控えいただき、
長時間湯船につからずシャワー浴のみでお願いいたします。
ヘアスプレー、整髪料などの薬品がホールにかかった場合、石鹸で洗っていただき消毒をお願いいたします。
また、ホールが完成するまではパーマや毛染めはお控えください。
4週間経過して、浸出液や膿、血液が出ていなければ完成です。
完成すればおしゃれなご自分のつけたいアクセサリーピアス（セカンドピアス）に交換していただいてかまいません。
しかし、ファーストピアスは途中で外れてトラブルを起こさないようにキャッチが固めに装着されています。
どうしてもご自身やご家族、ご友人に手伝ってもらっても外せない場合は当院で有料にて交換いたします。

トラブルを起こした場合

洋服を脱ぐ時や、髪をクシでとく際に引っ掛けたり、洗髪後にタオルで引っ掛けたりすると、
まれにホールが赤くはれて化膿することがあります。部位によっては寝返りを打つ際に引っ掛けたり、
圧迫してしまったりしてトラブルになることもあります。
当院では、せっかく開けたホールをふさがずに完成させる「シリコンリング治療」を行っております。
「シリコンリング治療」を行えば、どの部位でもほぼ100％、ホールをきれいに完成させることが可能です。
トラブルを放置すると、耳たぶが切れる「耳垂裂」やしこり、ケロイド、ピアスの埋没などの重症・重篤な合併症が起こりえます。
ピアッシングして数週間たっても血や膿が出る場合は、速やかに当院にご連絡ください

上級者向けボディピアスのご紹介

耳たぶだけでは飽き足らない。満足できない。軟骨や、おへそ、さらにはもっとおしゃれでマニアックな部分にあけたい！
しかし、そもそも「ピアスなんて医者の仕事じゃない」という、考えの古い医師が多いのも現実。
医師自身、ピアスが好きでなければ勉強もしないし、皮膚科や形成外科の教科書に載っているピアストラブルの治療方法すら勉強していない。どんな若い医師でも興味がなければ「ピアスなんて」「所詮ピアスでしょ？」というスタンスの人ばかり。

それを責めているのではなく、それが当たり前なのだと思います。
しかし、ティアラクリニック川越院の院長は自身が開けたい人なのでどんなご要望にも親身になって相談しながら診療にあたっています。
といっても、院長も職業柄、あまりマニアックな部分は開けたくても開けていません。
しかし、医師でなければ開けてたかもしれません。だからこそ、より親身に相談に乗ってくれるのです。

以下は、ティアラクリニック川越院で対応できる部位です。載っていない部位は別途ご相談ください。