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介護脱毛とは、自分が介護を受ける立場になった際、排泄介助などを行う介護者に負担をかけないよう、あらかじめアンダーヘアを脱毛しておくことを言います。
アンダーヘアーとはいわゆるVIO部分にあるムダ毛のことを指し、VIOとは「V」「I」「O」それぞれの部位をまとめて言葉にしているものです。それぞれの部位については以下のとおりです。
・Vライン ビキニラインとも呼ばれています。正面から見て、両サイドの腰の骨下から脚の付け根部分のことです。
・Iライン 性器のまわりから肛門までの部分のことです。
・Oライン 肛門まわりのことです。
介護脱毛をすでにおこなっている人は全体で2割と言われていますが、これから介護脱毛を考えている人はなんと6割にも上っています。
高齢化社会になり自分の親の介護経験や、身近で介護を経験している人が増えてきたりしている事が介護脱毛を考えるきっかけとなっているようです。
すでに「終活」という言葉が定着しつつある今、自身の余生について考える方が多く、介護脱毛も高齢化が進めば進むほど希望する方は増えていくと考えられています。
介護される側、介護する側、どちらにとっても負担やリスクを軽減できるのが「介護脱毛」です。
介護脱毛をおこなう上で得られるメリット
介護が必要になったとき
・軟便や下痢を起こしたときにムダ毛がないとキレイに取り除ける。
ムダ毛があると毛に排泄物が絡まってしまい、すべて取り除けないおそれがある。
・肌荒れが発見しやすい。
高齢者になると肌を守るバリア機能が低下して肌が弱くなるため肌荒れしやすいです。脱毛してあると肌荒れした状態を早めに見つけることができるので、その分対処が早くできます。
・介助者に気を使わせなくて済む、時間も短縮できる。
介助してもらうときには、恥ずかしさを感じることもあります。また、脱毛してあるとアンダーヘアーに排泄物が絡んでしまうことがないので、介助者の負担が減り、介助の時間短縮になるのです。
・衛生的によい。
オムツを履いていた場合、オムツの中で蒸れてしまい不衛生な状態が続くと臭いや肌荒れを起こしやすくなったり、感染症を起こしやすくなったりします。ですがムダ毛がないことで、衛生面からみてもよいのです。
白髪になる前の40~50代がオススメ✨
医療レーザー脱毛は、黒色や茶色(メラニン色素)に吸収される波長のレーザーを照射して熱を伝えて、毛根や周囲組織を破壊することで脱毛の効果を得るため、白い毛には反応せず脱毛効果はありません。
介護脱毛を希望される方は、白い毛が増える前に脱毛しておくことをお薦めします。
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