ブログ

こんにちは～看護師のジーニーです。

メルスモンとラエンネックの違いについて簡単に説明します。

1.プラセンタエキスの抽出方法

①加水分解法（メルスモン)

プラセンタの細胞膜を強酸で分解しエキスを抽出する方法

強酸を使用するため有効成分もある程度は破壊（低分子化）される

抽出過程で低分子化されるので効果がすぐに出やすい

②分子分画法（ラエンネック）

必要成分のみを特殊なフィルターを使って抽出する方法

有効成分を壊さず（高分子化+低分子化のもの）に抽出できる

＊高分子化されたものは主にタンパク質で、血管に吸収される段階で通常はバラバラになりアミノ酸として吸収されるのですが、中にはバラバラにならずにアミノ酸がいくつか連なった状態で吸収されることによりゆっくり全身を巡ります

このバラバラにならなかった分子が血流に乗って皮膚までやってくると線維芽細胞（コラーゲンを作る細胞）の増殖スイッチを刺激してコラーゲンを沢山作ってくれます

どちらもプラセンタエキスなので効果は同じものとはなりますが、抽出方法によりラエンネックはメルスモンよりも美容効果が高くなります。

2.注射時の痛み

メルスモン

添加物であるベンジルアルコールを含んでいます

PHが中性に近いため注射時の痛みが少ないのと添加物のベンジルアルコールには局所麻酔の作用があるため注射時の軽減されます

ラエンネック

PHの酸性度が高く、高分子化されているものを含むので注射時に若干の痛みを伴います

3.胎盤含有量の違い

ラエンネックの方がメルスモンよりも１０%程度多く含まれている

ご自分の症状やどの様な効果を期待するかでメルスモンかラエンネックの注射を選んで見てはいかがでしょうか

メルスモン製薬株式会社より、メルスモン注射剤が出荷停止となり数に限りがございますので、ご注意下さい。

ティアラクリニック川越院

ご予約はこちらから

　↓↓

0492292200