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美容コラム

しわしわができる仕組みについて

しわができる仕組みについて

顔のしわは、歳を重ねると自然に増えるものですが、女性にとってはやはり気になるものです。ここではしわができるメカニズムについてご説明いたします。

顔のしわは大きく3種類に分けられます。

  • 乾燥じわ
    1つめは肌の乾燥により、肌表面がカサカサになることでできる『乾燥じわ』です。これはちりめん状や線状のしわとなり、放っておくと、しわの数が増えて結合されていき、大きなしわの元となります。通常、皮膚は肌の奥底にある基底層で生まれた細胞が、徐々に表皮に押し上げられていき、表皮に出て最後はアカとなって落ちる「ターンオーバー」を繰り返しています。表皮の乾燥じわはこのターンオーバーで改善されますが、乾燥が慢性的になると乾燥じわが定着してしまいます。
  • 紫外線じわ
    2つめは紫外線による肌ダメージでできる『紫外線じわ』です。これは表皮と皮下組織の間にあり、肌の張りを支えている真皮の70%を占める繊維状のたんぱく質「コラーゲン」が減少し、その影響で弾性繊維「エラスチン」も劣化することによって顔のしわができる原因になります。
  • 表情じわ
    3つめは『表情じわ』です。笑顔で出る目尻のしわ(いわゆる「カラスの足跡」)など、筋肉の動きによる表情によってできる肌の折りたたみ部分からできるしわです。10代から20代では肌の張りにより、表情のしわはすぐに消えますが、加齢や紫外線のダメージで肌が弾力を失うと、この表情跡が消えず、しわが残ってしまいます。

加齢そのものは防げませんが、しわの発生や増加は肌の保湿によって弾力性を保つこと、日中の紫外線対策を行なうことによって予防できます。また表情のクセにも注意して、表情じわが出にくくする習慣をつけることも効果的です。

しわに関するお悩みは是非当院にご相談ください。当院での施術については、「しわにおすすめの施術方法」をご覧ください。

記事監修 医師:院長 髙橋貴志

経歴

  • 1998年 国立・徳島大学医学部医学科卒業
  • 2000年 国立・東京医科歯科大学皮膚科入局
  • 2015年 ティアラクリニック川越院・院長

資格・所属学会

  • 米国皮膚科学会(AAD) International Fellow
  • 米国レーザー医学会(ASLMS) Fellow
  • 欧州皮膚科性病科学会(EADV) International Certified
  • 欧州レーザー皮膚科学会(ESLD) 正会員
  • 大韓皮膚研究医学会(KSID)終身会員
  • 日本皮膚科学会(JDA) 正会員

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