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美容コラム

しみしみ除去のタイミングと治療方法

しみ除去のタイミングと治療方法

多くの女性が悩んでいるしみ。普段はメイクで隠すことができても、ふとすっぴんで鏡を見た時にしみがあると気分が落ち込んでしまいますよね。
しみの原因は、増えすぎたメラニン色素です。普段は私たちの細胞を紫外線から守っているメラニン色素は、通常28日周期で行なわれるターンオーバーによって肌の外へと排出されます。
しかし、加齢が進むにつれてターンオーバーが上手くできなくなったり、生活習慣などが原因で活性酸素が体内で増えることで、メラニン色素が長期間肌の中に留まってしまいます。こうして沈着したメラニン色素がしみとして肌に浮き上がってくるのです。

しみに対する治療方法として代表的なものはレーザーによる除去です。美容皮膚科で行なうレーザー治療には様々な種類があり、治療のタイミングによって使い分けをしています。すでにできてしまったしみの除去をする時には、しみの部分にピンポイントでレーザーを照射します。レーザーの光に反応したメラニン色素は破壊され、数日後にはかさぶたのように剥がれ落ちていきます。肌の他の部分との色の差がなくなるまでの期間は、個人差はありますが数週間程度かかります。

しみの程度によっては、一度のレーザー照射では満足のいく結果を得られない場合もあります。その時には肌の回復を待ち、繰り返しレーザー治療を行ないます。予防的な治療として、レーザーフェイシャルという選択肢もあります。この治療法では、顔全体にレーザーを照射することで、肌の奥にあるメラニン色素がしみになる前に破壊できます。

レーザーは特定の濃い色にしか反応しないため、顔全体への照射で健康な場所がダメージを受ける心配はありません。施術後は顔に赤みが出ることはあるものの、ピンポイントのレーザーに比べてダウンタイムが少ないのが特徴です。しみ予防だけでなく、しわやたるみ、ニキビ跡にも効果を発揮します。レーザー治療を受ける場合は必ず医師と相談し、肌の状態に応じた適切な治療方法を選びましょう。

記事監修 医師:院長 髙橋貴志

経歴

  • 1998年 国立・徳島大学医学部医学科卒業
  • 2000年 国立・東京医科歯科大学皮膚科入局
  • 2015年 ティアラクリニック川越院・院長

資格・所属学会

  • 米国皮膚科学会(AAD) International Fellow
  • 米国レーザー医学会(ASLMS) Fellow
  • 欧州皮膚科性病科学会(EADV) International Certified
  • 欧州レーザー皮膚科学会(ESLD) 正会員
  • 大韓皮膚研究医学会(KSID)終身会員
  • 日本皮膚科学会(JDA) 正会員

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