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美容コラム

目元影クマの原因と、その対処方法について

影クマの原因と、その対処方法について

しっかり眠っているのに、周りから寝不足を心配されるのは、目の下にあるクマが原因かもしれません。影クマといわれるこうした目の下のくぼみは、実は寝不足だけが原因ではないのです。

影クマの原因として最も多いのは、目の下の脂肪が垂れ下がってしまったことです。本来、目の周辺には様々な筋肉が発達しています。とくに影クマの原因となるのは、お顔上部の眼球の下にある筋肉です。目の周りの筋肉は表情を動かし、まばたきの際に動かす筋肉で、意識して動かすことで筋肉を成長させることができます。

しかし近年のマスク生活は表情筋を低下させ、スマホ生活はまばたきの回数を減らす可能性があるのです。表情筋が衰えると、その筋肉の下にある脂肪も一緒に垂れ下がってしまいます。影クマはこうして筋肉に押されて下がった脂肪が前方に現れたことが原因です。

目の下が下がり、下がった分の脂肪がそのさらに下で膨らむため、目の下がグッとくぼんだように見えてしまいます。
それだけではありません。目の下のお肌はとてもデリケートなため、ちょっとの刺激でも組織が傷つきやすい状態にあります。ゴシゴシとお肌をこする、紫外線ダメージを受け続けるといった刺激が重なるとハリや潤いが失われやすくなるのです。潤いを失った肌には少しずつシワが生じます。シワが深くなればその分くぼみも深くなってしまい、刺激を受け続けることでも影クマになってしまいます。

影クマに対処するためには、こうした影クマができる原因を防止することが大切です。例えば、刺激を極力少なくすること。紫外線対策をマメに続けることや、洗顔の際に優しく洗うといったケアは欠かせません。それ以外にも表情筋に意識し、日頃からマッサージやトレーニングといったケアも必要です。

しかしそれでも、加齢によって影クマが年々深くなるということも起こりえます。そうした場合にはヒアルロン酸の注入や美容液での集中ケア、そして超音波によるリフトアップといった方法もあるのです。

記事監修 医師:院長 髙橋貴志

経歴

  • 1998年 国立・徳島大学医学部医学科卒業
  • 2000年 国立・東京医科歯科大学皮膚科入局
  • 2015年 ティアラクリニック川越院・院長

資格・所属学会

  • 米国皮膚科学会(AAD) International Fellow
  • 米国レーザー医学会(ASLMS) Fellow
  • 欧州皮膚科性病科学会(EADV) International Certified
  • 欧州レーザー皮膚科学会(ESLD) 正会員
  • 大韓皮膚研究医学会(KSID)終身会員
  • 日本皮膚科学会(JDA) 正会員

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