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美容コラム

目元紫クマの原因と、その対処方法について

紫クマの原因と、その対処方法について

さまざまな見え方のクマがある中で、お顔の印象を不健康に見せてしまう原因となるのが紫クマです。目の下に紫クマがあると、お顔全体の印象が青白く感じ、それが不健康に感じさせてしまう効果を生じさせます。

紫クマは目の下のくぼみが青白くなることで生じます。この青白さは毛細血管が肌に透けているということです。目の下の毛細血管の血流不足が原因で、肌に透けて青白くなってしまうのです。お顔の血流不足には様々な原因があります。例えば、寝不足。寝不足になると頭がボーっとするといいますが、脳の細胞に適切な血流が行き届かないためこうした状態に至ってしまうのです。

これは脳だけでなくお肌にも表れます。とくにお顔の眼の周りには、多くの毛細血管が流れています。寝不足によってその毛細血管に十分に血流が行き届かないのに、目は多くの栄養を欲します。それによってさらに目の周りの血管は栄養が充分に流れず、毛細血管が肌に透けてしまうのです。
もちろん寝不足だけではありません。紫クマは、筋肉の低下や加齢によっても生じます。表情筋の筋肉量が減ってしまい、ポンプの役割を果たせなくなるのです。正しくポンプが働かなければ適正量の血流が流れず、目の周りに十分な栄養が流れなくなって、結果として紫クマが生じてしまいます。

紫クマはこうした血流不足を原因とするため、身体の臓器の状態異常からも生じる場合があります。体内の毒素を排出するために必要な肝臓や腎臓は、身体全体のポンプ的役割を果たす臓器ですが、それが正常に機能しなくなると、末端である目の下の皮膚にも血流が不足してしまいます。こうしたさまざまな原因によって紫クマは起こります。

紫クマを対処するためには、血流の改善が欠かせません。食生活の改善、生活習慣の見直しといったことも大切ですが、お肌の血流を正しくさせるための保湿、保温も必要です。とはいえ、目の下のお肌はとてもデリケートです。無理や過度なマッサージや保温は、逆に目の下の肌を痛め、他の原因で生じるクマを発生させることにもなりかねないため、慎重に対処しましょう。

記事監修 医師:院長 髙橋貴志

経歴

  • 1998年 国立・徳島大学医学部医学科卒業
  • 2000年 国立・東京医科歯科大学皮膚科入局
  • 2015年 ティアラクリニック川越院・院長

資格・所属学会

  • 米国皮膚科学会(AAD) International Fellow
  • 米国レーザー医学会(ASLMS) Fellow
  • 欧州皮膚科性病科学会(EADV) International Certified
  • 欧州レーザー皮膚科学会(ESLD) 正会員
  • 大韓皮膚研究医学会(KSID)終身会員
  • 日本皮膚科学会(JDA) 正会員

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